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怪人二十面相伝 北村想 [映画]

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5月4日の金曜ロードSHOW!では
「K-20怪人二十面相・伝」が放送予定になってます。

金城武、松たか子、仲村トオルといった俳優が
出演するアクション超大作の地上波初放送。



原作は北村想氏ですが
原作を読んでから映画を観ると
予備知識の他に、色々と比較できるので楽しいですよ。

映画の大まかな内容は・・・

”第二次世界大戦を回避した「帝都」という
架空の都市があって

貧富の格差がとても激しい街で
富裕層だけを狙う大悪党・怪人二十面相が
世間を賑わせていた。

ある日のこと

サーカス団の曲芸師である遠藤平吉(金城武)は
見知らぬ紳士から

財閥の令嬢である羽柴葉子(松たか子)と
名探偵・明智小五郎(仲村トオル)の結納を
隠し撮りしてほしいと依頼を受ける。

しかし、それは怪人二十面相による罠であって
平吉は二十面相として逮捕されてしまう。”

この話、実はパラレルワールドを基本にしてて
もう一つのその世界では第二次世界大戦が
起こってないんですね。

戦争は回避したものの
その世界はとんでもない貧富の差があって
階層社会になってしまった。

そこで活躍するのが怪人二十面相なんです。

ただですね、警察とか軍隊があまりにも
乱暴というか暴力的に描かれ過ぎで

話の本筋からそれてるんじゃないって
感じがしましたね。

でも、後半が軽めのコメディーアクションみたいだったので
前半が重っ苦しい雰囲気でもまあまあバランスとれてました。

単に後半へ繋げるための伏線だったのかな?

この映画を観てて思ったのは
「帝都」が映画『バッドマン』の
「ゴッサムシティー」を彷彿とさせるんですね。

帝都の中央にそびえ立つ羽柴財閥のビルで
映画『バックトゥーザフューチャー』のワンシーンも
思い出しました。

スポーツの試合結果が書かれた年鑑を
手に入れたため

未来が全く違ったものになってしまう
といった内容だった。

年鑑によって主人公マーフィーの宿敵ビフは
スポーツ賭博で大金持ちになってるんですね。

未来の世界で街を牛耳る大地主になっていて
彼の所有するビルがこれまた
羽柴財閥のビルみたいな感じ。

何故か他にもどこかで観たようなシーンが
あるんですね。

「K-20怪人二十面相・伝」って
色んな映画からのアイディアを
取り入れているのでしょうか。

だからといってはなんですが
様々な年代の人が楽しめる映画に仕上がって
いると思います。

まァ、好き嫌いはあるでしょうけど・・・

『怪人二十面相』は
もとは言えば、江戸川乱歩が原作者で

その『怪人二十面相』をこよなく愛する
作家の北村想が書いたのが「怪人二十面相・伝」。



江戸川乱歩と言う名は
アメリカの小説家・エドガー・アラン・ポーを
文字ってつけたという話は有名ですが

江戸川乱歩がエドガー・アラン・ポーに影響を
受けたように

江戸川乱歩の作品を愛する北村想の作品も

少なからずエドガー・アラン・ポーの小説に
影響を受けてるのかもしれませんね。



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